三味線の高価買取のポイント

三味線

和楽器を習う人も多い現代・・売りたい時はどうすればいい?

最近は習い事ブームで幅広い年齢の方々が色々な習い事をしています。
ピアノやギターなどを習う大人も多くなっていますが、三味線やお琴などの和楽器を習う人も多いようです。
また三味線はインテリアとしての価値もあり、古く使わなくなった三味線でも状態のいいものが高くれる事もあります。

三味線を売りたいという時、どこにもっていけばいいのか?迷う方も少なくありません。
しかし近頃は三味線の需要が高いということもあり、買取のお店などを利用できるようになっています。

高く売れる三味線とは?

三味線はギターのようにメーカーが関係するということがなく、三味線にどのような材料が利用されているのか、それによって買取金額が変わります。
例えば棹の材質ですが、三味線の棹には桑や樫など色々な材質があり、その中でも紅木材は高値がつきます。

高価な三味線には特殊な白檀などが利用されている事もありますが、一般的には紅木材、紫檀、それに花梨材という三つの種類が利用され、この棹の質によっても金額が大きく変わるのです。

三味線は三つに分解することができますが、そのつなぎ目に「ホゾ」という加工をしてあります。
このホゾ加工し穴に金を埋め込んであるものが金ホゾと呼ばれ、こうした加工が施されている三味線も高値となる可能性が高いです。

このほかに胴に施されている彫り物細工があるものや、三味線の駒、糸巻、撥などもべっ甲などで作られているものがあり、高値となります。
こうした三味線で利用するパーツだけでも買い取ってくれるので、三味線と一緒にセットで出すことで高価買取となる事もあるのです。

三味線を高く売るためには?

実は湿気の多い日本で三味線ほど保管しにくい楽器はありません。
カビがつきやすく、年数がたてばたつほど劣化するので利用しないのであれば早く買取に出した方がいいです。
また現在は三味線ブームといわれているため、今こそ買取に出す時期ともいえます。

三味線は専門の買取店や和楽器専門店で売ることで高値がつくといわれている楽器です。
修理できる職人さんがいたり、三味線の材質を見ることができるスタッフがいなければ価値がわかりません。

最近は和楽器専門の買取店も出てきているので、そういった和楽器に精通しているお店や和楽器専門店に売ることを考えましょう。
出張買取の場合には金額の折り合いがつくとその場で現金買取も可能というお店があります。

また壊れてしまった三味線の処分に困っている人は、三味線を引き取ってくれるお店もあるので利用する方も多くなっているようです。
棹などがいい状態だと買取してくれることもあるので、壊れていても価値をしっかり見てくれるお店に出すことが求められます。